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9. 水戸ホーリーホック[想い編]

あらゆる目線を駆使し、一点突破で水戸ホーリーホックの経営規模を拡大します!

限られた少ない予算を、どう最大化させていくか?

昨年2020年から小野写真館はスポンサーとして、水戸ホーリーホックにジョインさせて頂きました。2021年の4月からは僕個人として水戸ホーリーホックの社外取締役を拝命し、毎月取締役会議を含めた内外の様々な運営に関わっています。小野写真館がスポーツ事業と関わる意図は、まず基本的に「地域社会へ感動体験を生み出していく」ことです。

もう一つ重要なのは、同じ方向性で成長していこうとする共存の想い。水戸ホーリーホックも小野写真館も、まだまだ共に弱小企業の域を出ません。我々は茨城県の1店舗から這い上がってきた会社です。そして今もまだまだ中小企業の範囲内にいます。一つのベンチャー企業として大資本の会社に立ち向かっていく意味において、水戸ホーリーホックが成し遂げようとする方向と一緒なのです。

一方、水戸ホーリーホックもJリーグの中での中小企業と表現して差し支えないと思います。自虐でも謙遜でもありません。何しろ予算が少ない会社ですから、普通の行動をするだけでは、決して他の強豪チームに勝つことはできないでしょう。当たり前ですが、お金をたくさん使って優れた選手を連れてくるのがいちばんいいけれど、その選択肢は選べない。本当にお金がありませんから。小野写真館もそこは一緒で、お金だけの力で何かを成し遂げることはできないのです。

だからこそ「ビジョン」「ミッション」「スタッフ」「戦略」などの全てを活用しなくては勝てませんし、成長することもできません。社長として辛いだけの状況に見えるかもしれませんが、実はこれ、会社経営としてはもの凄く面白いステージなのです。そしてそれは水戸ホーリーホックも一緒。この限られた少ない予算の中で、効果をどう最大化させていくかは、何ものにも代え難いやりがいとなります。

本気で強いチームに生まれ変わる総意の覚悟

Jリーグですから、J1昇格を狙い、その先のアジアチャンピオンリーグを目指す道がある中で、どう具体的に経営規模を大きくしていくべきか。現在の水戸ホーリーホックの社長である小島耕と僕は茨城高校の同級生です。彼といつも真剣に話し合っていますが、今まではお金がない状況で精一杯やり繰りしながら、水戸ホーリーホックはそれなりのブランドを築いてきました。

しかし今までと同じことをしているだけでは何も成長できませんから、これから本気で経営規模を変えていく。そこをシンプルに一点突破でやっていきます。僕は水戸ホーリーホックに対して「これからはもっと上を目指し前へ進んでいくべきだ」と、スポンサードする前から常々思っていました。Jリーグの最も予算がないチームでこれからもJ2のステージに留まることを目標にするのか。それとも今のポジションに甘んじることなく、本気でJ1やアジアチャンピオンズリーグを目指すチームに生まれ変わるのか。

水戸ホーリーホックの答えは、もちろん後者です。選手・サポーター・フロントが一丸となってトップリーグを目指すべく、僕らフロントは経営規模の拡大を本気で実現させます。周囲からは賛否両論の様々な意見も頂戴しましたが、そこをやりきる覚悟を我々はすでに持ちました。小野写真館という会社組織も同じです。極めて小規模の会社から中小企業、そしてこれから中堅企業にステップアップし、より大きなチャレンジをするため、夢物語の正論ではなく、事業規模拡大を本気で目指すタイミングに突入しました。

皆さんの想いを背負う、責任ある役割

間違いなく水戸ホーリーホックと小野写真館は、前向きに進む意味で、強く重なる部分があります。であれば双方で進んでいくことが、大きなチャンスになることは間違いありません。僕は水戸ホーリーホックの株主という立場ですから、具体的な数字が全て見えています。数字における経営というのは非常にシンプルです。与えられた戦力、つまりは人とお金と物で、どこに投資して価値に繋げていくのかが最重要。例えば使える1億円があった時、それを選手に投資するのか、チームスタッフに投資するのか、それとも練習環境など他のところに投資するのか。そしてどこが最大値に結びつくのかの判断に迫られます。今はお金が少ない中で、その分知恵を絞り、行動に繋げていこうとする段階です。

どうしてもスポーツ競技なので、勝ち負けがついてわかりやすく評価されます。連勝したら絶賛の嵐ですし、逆に3連敗でもしようものならとんでもない扱いで非難される。そういう経験を実際にして、これは本当に大変な世界だと実感しました。一度負け出すと全てが負の方向へ流れてしまいます。その分、勝てばそれまでの辛さも全て払拭して癒される。ただ勝っても負けても、毎週のペースで地域に住む多くの方々が試合を観てくれている訳で、これは本当にありがたいこと。勝利を掴み取れれば皆さんが気持ちよく日々の仕事に臨めます。負けたら反対の状況になってしまいますが。

水戸ホーリーホックの取締役というのは、それらを背負う大きな責任ある役割。自らの感情はコントロールしなければなりませんが、それはそれで面白いし達成感も大きい。この役割を、僕がやり通すことができたら、必ずもっと面白いステージを迎えることが叶うと確信しています。サッカーは経営も本当にリアル。取締役になる前、小野写真館として単なるスポンサーだった時には、試合を観て、シンプルに勝ったら嬉しいし負けたら残念だったけれど、いい試合だったよね、と楽しんでいただけ。今はそれだけでは済まないし、内側に入って見えるものも増えましたし、いろいろな声も聞こえるようになりました。

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