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7. 次なる一手

柔軟で盤石のM&A戦略と、
見えてきた唯一無二の企業ビジョン

全ての事業に潜むM&Aの可能性

M&Aに関して、良い事業、企業があれば積極的に買収していきたいというのが我々の基本的な考えです。ただ、現時点でどういった事業をM&Aするかはハッキリ定めてはいません。我々と同じ業界内の結婚式場や写真館、呉服屋店などであれば、迷わず前向きな検討に入ります。これまでに成約したのは『咲楽』と『BABY365』の2案件。ですが、水面下で、僕は相当な数の会社とM&Aについてのやりとりをしています。買収寸前まで話が進んだ案件もいくつか。その前段階まで進んだ会社を含めれば、その数はさらに増えます。

小野写真館の同業に関わる事業+僕自身が取得したいと思う「写真と感動体験に繋がる」事業。それ以外では、我々の掲げるテーマが「生涯顧客化」になりますから、保険代理店や、ウェブ系のマーケティング会社などの事業も望ましいです。逆に「こういう会社は買収の対象になりません」と否定する感覚を現段階では持っていません。全ての事業に対して可能性を否定しないということです。様々な案件がある中で、小野写真館と掛け合わせた時に最大のシナジー効果を発揮できるような事業を買収したいと心から思います。

M&Aに関しては、僕自身が直接の担当者となり、さらにはいつでも判断すればキャッシュで買える財力が小野写真館にはあるのです。具体的な数字を出すと、3億円か4億円ほどなら翌日に支払いできるキャッシュで抱えています。僕が元金融屋ですから、それ以上の金額でも僕の金融スキルを活用し、状況によっては、資金調達を行い、10億程度のM&Aも検討の可能性もあります。積極姿勢で臨みたいと考えていますので、M&Aに関する有益な情報は常に欲しいです。

目指すのは感動体験創出業の日本一!

小野写真館による今後のビジョンとしては、単純に結婚式・成人式・七五三をプロデュースする会社ではなく、あくまで『感動体験創出業』の日本一を目指したいです。この「日本一」を具体的に表現するなら、感動体験=小野写真館と多くの方々に認識して頂くことを示します。感動体験と言えば真っ先に人々が「小野写真館」と思い浮かべる会社にしたいのです。店舗展開のオフラインと、オンラインの双方から感動体験を実現する日本一の会社になります。

コロナ前には、テクノロジー系の事業を固めていきたいと思いながら、一歩踏み出すことができませんでした。しかし今回のM&Aをきっかけに望んでいた事業の買収に成功。『BABY365』の買収により、我々の新しい道が見えてきました。これで念願の写真に対するオンラインとオフライン両方の感動体験が生み出せます。唯一無二の企業に成長していくビジョンが具体的になりました。「こうありたい」と僕がずっと思い描いていた姿です。既存事業も新規事業も今までに増してチャレンジしていきます。