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社長メッセージ【ビジネス哲学の捌 挑戦の章】

トライアル・アンド・エラーは、小野写真館が繰り返してきた成長の文化

終わることのないアジア進出の夢

かつて小野写真館は、アジア進出の第一歩として、ベトナムでの展開を試みました。現地で会社を立ち上げたものの紆余曲折があり、いったん清算する道を選択したのです。ただ、アジア進出を凍結するかと言えば、決してそうではありません。熱がなくなった訳ではないので。ベトナムに限らず、最適なアジアの国へ出て行きたい。その考えは一切、変わっていません。ベトナム進出の経験も、会社の経験値として大きな財産となっています。

そもそも小野写真館は、数えきれない程の挑戦と失敗を繰り返し、成長した会社です。何をもって失敗と成功なのか。そこは定義しづらいところもありますが、正直、細かい失敗はたくさんしてきました。出店した店舗を閉めたり、新ブランドを出したものの撤退したり。ベトナム進出に関しては、会社のトップとして大きな失敗をしたという事実の中、それでもアジアに向けての夢は変わってはいません。

失敗の仕方とリカバリーの姿勢に意味がある

「積極的に失敗してほしい」と、僕は社員の皆さんへ常日頃から伝えています。これまで小野写真館でいちばん大きく、そして数多く失敗してきたのは社長である僕です。会社にとってお金的にも損害を与えているのも自分。「僕がこんなにも失敗しているのだから、積極的に動いたうえで、どんどん失敗してください」と言っています。前向きな失敗を容認する。小野写真館には、そういう独特な文化があります。結局、失敗しないと次の道が見えてこないのです。

であれば、失敗も含めて、前向きに次々とチャレンジしてほしい。それが経営者としての偽らざる願いです。問題は失敗の仕方であり、さらには失敗からどう学ぶかです。トライアル・アンド・エラー。その繰り返しによって、小野写真館は発展してきましたし、これからも進化していきます。これからの行動で実現できることは失敗だとしても、成功と同じか、それ以上に価値があること。今は失敗したとしても、本当の意味で失敗だったのか、成功なのかは、未来に向けた自分たちの行動で変えられると、僕は信じています。

共にアジアでの飛躍を目指す大切な存在

2019年、小野写真館は水戸ホーリーホックのスポンサーになりました。アジアチャンピオンを目指す水戸ホーリーホック。いつかアジアを舞台に小野写真館がメインスポンサーとしてサポートする。そういう夢を僕は抱いています。水戸ホーリーホックのユニフォームの真ん中に小野写真館の社名を入れられる存在になるためには、小野写真館3.0の成功が絶対条件です。水戸ホーリーホックとの関わり方が深くなる程、社員の皆さんのモチベーションも高いものになるでしょう。小野写真館をご活用してくださるお客様も、それは同様なはずです。

感動体験という確かな共通項を持つ水戸ホーリーホック。いい意味での刺激を頂戴しながら、水戸ホーリーホックに負けないような存在を目指します。僕としては小野写真館を、水戸ホーリーホックのように茨城県で大きな影響を与えられるステージへ持っていきたい。肩を並べられる存在になれば、僕らは写真の切り口、水戸ホーリーホックはサッカーの切り口で、相乗効果を発揮できると考えます。共に地域を元気にする。僕にとって、大きな目標の一つです。