1. HOME > 
  2. 私たちの目指すもの > 
  3. 感動体験を地域から広めていくことが我々の役割!!【展望の章】

感動体験を地域から広めていくことが我々の役割!!【展望の章】

小島耕「論語と算盤。夢と現実の両方がなければ駄目だという真理の言葉です」
小野哲人「よそ者、馬鹿者、若者が変えるっていうのが世の中の鉄則」

共にスケールアップを果たし、地域発展とアジア君臨を目指す

お互いに対して今後に期待するのは?

小野水戸ホーリーホックおよび小島に対して期待するところを一言で伝えるよ。
J1昇格とアジア制覇。

小島わかりました。これからも全力で目指します。小野写真館には、どんどん大きくなってもらい、日本国内で店舗を増やしていくその先のフェーズとして、アジアに進出してほしい。市場も大変だと思うし、並大抵でなく苦しいところはあるかもしれないけれど、ぜひ頑張っていただきたいです。

小野アジア進出は俺の悲願でもあるから、再挑戦の意味も込め、何としてでも実現したいと考えています。

小島アジアを舞台に、水戸ホーリーホックは小野写真館と一緒に活躍したい。願わくばビジネスの世界で躍進する小野写真館の名前が入ったユニフォームを着て、アジアの強豪たちと戦えるチームになりたい想いがあります。期待というより、予測に近いですね。日本の感動体験の細やかさは、絶対にアジアで受けるはずだし、立派に通用すると確信しています。哲人が考えているビジネスのサービスは、そこだよね?

小野端的に言って、そう。

小島豪快なように見えて、実は信じられないくらいに細やかなところへ気が利くのが哲人という経営者。小野写真館は、そういうビジネス展開をしていく中で、僕らはそこに乗ることで、リアルにアジアや世界へ挑戦できるチームに育っていきたい。
小野写真館には「どうぞ我々を引っ張っていってください」と思っています。

小野小野写真館の名前をユニフォームに入れられるようになっているということは、やはり会社がそれ相応の規模になっている証だからね。規模を大きくして、大きな金額をオフィシャルパートナーできるようになることが直接的な目的ではないけれど、結果としてそうなりたいのは事実。
「背負う」って意味合いは本当に大きい。気持ちとして、小野写真館の名前の刻まれた水戸ホーリーホックのユニフォームで選手が入場してきたら、正直言って感無量の気持ちになると思う。

小島それぞれのフィールドにおいて、アジアで通用する会社でありクラブチームになっていればこそ実現できることだよね。

小野しっかりした企業に成長した時、経営者のするべき仕事というのは「お客様から頂いたお金をどこに使うのか」の判断に尽きる。もちろんそれは、新店舗の出店だったり、社員に対してだったり、いろいろ選択肢がある。オフィシャルパートナーに使う場合、皆が納得してユニフォームの胸部分に名前を入れるには、現在の小野写真館では到底無理。
でも今は難しくても、やがてそれを可能とする企業になりたいとは思います。小野写真館の名前を水戸ホーリーホックが背負って、J1やアジア選手権に挑んでいく。そんなに痛快な話はないよね。経営者にとって、そういうロマンは絶対的に必要ですから。

小島「論語と算盤」だね。我々が頻繁に言う言葉です。夢と現実の両方がなければ駄目だという真理。

小野水戸ホーリーホックも、沼田社長がスタジアムを建設すると明言して、小島たちが現実に向けて進んでいく。小野写真館も一緒。俺がビジョンを打ち立てて、社員の皆が力を合わせて実現する。現在の小野写真館は事業規模としてはまだまだだけれど、もっともっと成長して相応の事業規模になり、10年後の2030年には、水戸ホーリーホックを最も応援するパートナー企業になりたいです。

小島10年後よりは手前になる5年後の話をすると、水戸ホーリーホックのスタジアム建設構想を持っています。そこで小野写真館への希望です。スタジアムの出展企業の一つとして、ぜひ結婚式場をお願いしたい。

小野それは俺にとっても大きな夢の一つ。そこには欧米チームでよくあるスポンサールームのような場所も併設したい。欧米の経営者は、そういうサロンで大きなビジネスが展開していく。毎試合オーナーは会社関係のメンバーを招待し、サロンで観戦しながらビジネスの話をする。スタジアムに行けば地元の有力な企業が揃っている訳だから、サロンで物事がどんどん決まっていく。しっかり人が集まって、試合と同時にビジネスも前向きな方向でスピーディーに展開する。そうなったら水戸はもっと発展していくはずだし、良い方向に変わっていけるんじゃないかな。

小島まだまだ茨城県は変わっていける。東京から帰ってきた当時に感じた以上に、変わっていける手応えを僕は感じている。

小野俺も変われるって断言する。そこに水戸ホーリーホックの存在は不可欠。茨城県はテレビのメディアがないから、逆にプロスポーツチームである水戸ホーリーホックのメディアとしての価値が、非常に高いものになっている。

小島僕は一人ひとりのメディア力に強い価値があると思っていて。その意味で言うと、ある種とても破天荒だけど、実は細かな気配りの塊である哲人のような経営者が、茨城県の元気のポテンシャルを膨張させていくものと確信しています。哲人という存在は、僕らのような年齢層の経営者の中心に立って世の中を変えていくという予感がある。

小野「よそ者、馬鹿者、若者が変える」っていうのが、いつの時代も世の中の鉄則。皆で一緒に頑張っていこう。高校時代に出会った小島。他にも頼もしいたくさんの仲間が俺たちにはいる。これからも末永く、濃厚な付き合いをよろしくお願いします。

小島最後に凄い格言を持ち出してきたね(笑)。いつもエネルギッシュな哲人は本当に頼もしい存在。こちらこそ、これからもずっと、よろしくお願いします。

2020年1月24日 城里町七会町民センター「アツマーレ」にて