小野写真館代表取締役 小野哲人

株式会社 小野写真館

312-0042
茨城県ひたちなか市
東大島2-2-16

tel.029-274-1791

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被災地の現実 と 今の想い と 決意

アンシャンテ新HPアップしました
http://enchante2006.com/

小野写真館新HPアップしました
http://onosha.com/

 昨日、石巻から戻ってきました。

 初めて現実を見た時の心境は、今でもなかなか言葉に言い表す事が

できません。

 何度も何度もテレビで見た光景でしたが、全てが流された状況、

その臭い、空気感などの現実を目の当たりにし、本当にショックでした。

 今回、このようなボランティアに参加できたのは、事前に都内で

大人気のスタジオ「ライフスタジオ」のメンバーとして、石巻入りを

していた新潟ベリーベリーの内山さんのお陰です。

 内山君、このような機会を頂いて本当に感謝してます。ありがとう。

 先日のブログにも書きましたが、今回は内山君のボランティア活動を

facebookで見た、全国の写真館メンバー達が自然発生的に集まり、

短期間で全てのやりとりをFBのグループ機能を使って参加しました。

 参加者は、東京、埼玉、茨城、新潟などの関東地方だけでなく、

兵庫、岡山などの関西地域からも、良い意味で写真業界の中でも

目立ってる変人達が自然に石巻に集結しました。

 僕達が活動することで、このような輪が全国規模になって、

継続的な支援体制が構築できるようになれば、という想いを持ってます。

 まず僕達の活動は、支援物資を届ける事ではなく、現地での

ボランティア作業です。

 
 もちろんですが、

ボランティアは勢いや想いだけではできない事も分かりました。

 当然ですが、

食料や水など全ては自給自足で被災地には絶対に迷惑をかけないのが鉄則です。

 今回はアウトドアに強いメンバーがいた事、

先に石巻に乗り込んで継続的支援活動を行っている「ライフスタジオ」さん

がいた事で、僕も参加する事ができました。

 ライフスタジオさんは、ベースキャンプをはって、スタッフを

常に交代制で石巻に送り込み継続的な支援を行ってます。

本当に頭が下がります。人気な理由の全てを理解できました。

ライフスタジオの皆様にも心から感謝です!!!

 特に今回は雪も降ったりとと悪天候だったので、

そういった状況など全てにおいての準備が必要です。

 あとは体調管理。過酷な生活になりますが、

もし一人でも体調を崩してしまえば、チーム全体に迷惑をかけてしまう

可能性もあります。

 何よりも一番大事なのは仲間の存在でしょうか。

どんなキツイ状況でも仲間がいれば、何故か大丈夫でした。

 だからこそ、想い、勢いはもちろん、冷静な判断、準備、安全、

あとはチームの役割分担によって1つになれる事が重要だと感じました

 
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↑石巻では、石巻専修大学のグラウンドが、ボランティアのベースキャンプ地になります。

 トイレは仮設トイレが使えます。

ここにテントを張っての生活が基本となります。

場所的には、高台にあるためこのキャンプ地は安全な場所にあります。

 但し、仕事現場は大津波が押し寄せた場所や、

海からすぐの場所の仕事もあるので、最後は全て自己責任です。

どんなに想いがあっても、家族や大事な人からの理解がなければ、

できる事ではないと思います。

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↑今回は4月下旬にも関わらず雪が降りました。

 何組かのテントが雪に押しつぶされてしまうほどの寒さ、

強風、雪による悪天候だったので、石巻専修大学さんが、

ボランティアのために暖房付きの教室を開放してくれるほどでした。

 でもそこは今回集まった変人メンバー達・・・

本当に寒さで死ぬかと思いましたが、誰一人教室に向かう人は

いませんでした・・・

 

 ボランティアは基本的に、ボランティアセンターに登録します。

石巻は、メディアでも沢山放送されており、比較的ボランティアの

数も多いため、我々は隣の市でもあり被害もかなりヒドイ、

東松島市のボランティアセンターに登録しました。

 これも全て事前に活動してるライフスタジオさんのお陰です。

本当に感謝の気持ちで一杯です。

 現地ボランティアの仕組みは、ボランティアに手伝って欲しいという

希望を出した家やお店に、チームの人数や男女比などをセンターで考慮に入れて、

様々な活動に振り分けられます

 何よりも印象的だったのは、ボランティアセンターで働いてる

高校生スタッフが元気で笑顔で接してくれるんです。

 もちろん皆被災者です。学校も始まってないのでしょう。

僕達も、この状況では、そんな笑顔でセンターに行く事はできません。

でも、あれだけの笑顔で楽しい雰囲気で僕達を迎えてくれました。

 僕よりもあんなに若い子達がです。

月並みでしたが、本当に感動しましたよ。

 将来このような悲惨を超えた壮絶な体験をした若い人の中から、

必ずや日本や世界を変える人材がでてくると僕は確信してます。

 僕達のボランティア初日は雨でした。

それでわかった事ですが、大雨だとボランティアは基本中止になります。

 とはいえ貴重な1日、何もしない訳にはいかず、被災地を周って

困ってそうな方々に声をかけて仕事を頂きました。

 ただ、

水戸でもブルーシート詐欺が発覚したように、

現地でも、センターからの正式派遣でないと、頼みたくても

頼めない現状もあって何件かの方には断られました。

これは仕方ない事ですね。

  
 もちろん99.9%は善意でボランティアは動いていますが、

本当に一部にはそんな輩がいるのも現実なのでしょうか・・

考えるだけで頭にきます。

 ですので、

雨が降ってしまうとボランティアは動けない現状でした。

 幸い、僕達の事を信じて頂ける方がいらっしゃったので、

仕事をする事ができたのはよかったですが・・・、ボランティアに行っても

雨が続けば何もやる事のない状況ができるのも現実です。

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↑ヘドロだしを手伝った老夫婦と一緒に!

 何よりも、あれだけの震災を経験して、沢山の物を失っても、

僕達ボランティアに笑顔で話してくれて、飲み物まで用意してくれる。

本当に頭が下がります。僕が同じ立場だったらあんな笑顔になれたのだろうか?

まぁ今の自分では無理でしょう・・・

 そして、天気が回復した翌日は、ボランティアセンターで、

とにかく一番きつい仕事で!というリクエストにセンターの方が

応えて頂き、海の近くの本当に悲惨な地域での作業を頂く事ができました。

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↑海にも近い本当に壊滅的な現場での作業でした。

老人ホームだったのですが、そこのオーナーさんが、

この状況でも再開したいと「希望」の言葉を口にしてたんです。

 行政からは「再開しないで下さい」と言われてるにも関わらず、

オーナーは「希望」を持ってるんです。

正直あの状況を見たら、僕だったらもう立ち上がれないと思いました。

本当に笑顔で話してる姿を見て、人間としての強さを感じ、自分の弱さを反省しました。

 この老人ホームには、道路の分厚いアスファルトがはがれて、

建物に入り込んでいたために、今まで手つかずの状況だったようです。

 なんとか男で交代でハンマーでアスファルトをかち割って、

なんとか壊す事ができましたが、あれだけのアスファルトがあの現場にある状況は、

津波の力がどれだけ凄まじかったがわかります。

 僕達がベースキャンプははった石巻を始めてみた時、

本当に言葉を失いました。

 何度も何度もテレビでは見てたけど、あの臭いや空気感などを

体感した時に感じたのは、言葉にならない。

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石巻の現実です↓↓↓
http://www.facebook.com/media/set/fbx/?set=a.168731783180991.48039.100001325119129&l=3b5c88d4ea

 そして女川はさらに悲惨な状況でした。

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女川の現実です↓↓↓
http://www.facebook.com/media/set/fbx/?set=a.168732896514213.48043.100001325119129

 僕はこの震災で、特に3月中は自社の事で一杯一杯で、一時はつぶれそうにも

なりました・・・

 でも、東北の被災地を見たら、自分なんてビジネスの事ですよ、

現実は生きる、死ぬの間際を経験した人、全てを失ってしまった

人も沢山いるんです。

 それに比べたら、あの程度の事であんな状況になった自分自身が

恥ずかしく思えました。

 経営者として、もっともっと成長しなくてはいけない、変わらなければ

いけないと心から思いました。

 今回被災地を実際に見て感じた事は、

被災者は、家も車も財産も流されてしまい、大事な人を亡くした人も多数、

まだまだライフラインが復旧してない場所もあります。

 そんな方に「頑張って!」という声をかけられる状況ではないと感じました。

 今は、泣いたっていいと思います。笑顔になれなくてもいいと思います。

自分が同じ立場だったら、そう簡単に立ち直れるわけがありません。

 ただ、僕達は全く逆です。非被災地の人達、そして茨城だって

一部を除けばもう被災地ではないです。

 僕達は、一人の人間としても、企業としても、今までの何倍も頑張って、

東北の復興の為に、今できる事を精一杯するしかないと思ってます。

 だからこそ、僕はこの状況下で小野写真館グループは、本気になれない、

今のほぼ元通りに戻った日常生活に感謝できない人、オンとオフを

切り替えられない人、どうでもいい事で騒ぐ人はもう会社にはいりません。

 もちろん今までだって、皆頑張ってきました。

 でもこれからは、もっともっと僕達は努力すべきです。東北の被災者の

為にも僕達は頑張るべきだと思います。厳しいかもしれませんが、

今気持ちを1つにできなければ、この環境を乗り越える

事も難しいと感じてます。

 僕は本気になります。

 今僕が個人的にできる事、

お金での寄付、なんとか連休明けには別のメンバーと

再度ボランティアに入りたいと思います。

 そして経営者としては、小野写真館グループもそれなりに

震災で打撃を受けましたので、早い段階で復活して利益を生み出す事。

 新たな価値観を生み出すビジネスを新規事業として興し、雇用を

生み出し、関わる全ての方ををハッピーにする事。
 

 写真を通して地域社会から日本全国へと「笑顔」の連鎖を巻き起こす事。

それ以外にも、現地の方の雇用をしたいと思ってます。

 具体的には、被災地でカメラマンを目指す方に、茨城に来て頂き、

住居をとりあえずは1年間無償で提供して、

カメラマンの道を当社で目指して頂く事です。

 将来的に被災地に戻って起業したい熱い想いを持った方が理想です。
 

 
 3月11日、あの瞬間から、

人として、企業として、全ての価値観や考えがこれから変化します。

 いつの時代も変化に対応した企業だけが生き残る事ができました。

今変わらなくていつ変われるのか?

 僕達は、これから大きく変化していきます。

今までも僕達は沢山の変化をしてきましたが、今回の震災による

変化は、今までの常識やルールは全て通用しなくなると思います。

 というより、ビジネスにおいては今までの常識やルールを変える行動を

とっていきたいと思ってます。

 この変化についてこれないメンバーもいるかもしれない。

でもね、俺は絶対にやりきります。

 それが僕ができる最低限の事だと思ってます。

 今回のボランティアは仲間の存在がなければ、絶対に無理でした。

リーダーの内山君、そして皆に感謝です。

 旅行も、経営もうそうだと思います。

旅行だったら、何処に行くかではなく、誰と行くか、

経営でも、何をやるかよりも、誰とやるか、

が何よりも重要です。

 皆本当にありがとう。

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 最後に、僕の突発的な行動を受け入れてくれたスタッフ、

そして、もう帰ってきたの?と言われた・・・、いつも

僕の行動を全肯定してくれる妻と、元気な子供達に

感謝です。

 色々な想いが交錯しすぎて訳のわからないブログになって

しまいました。最後まで読んで頂き感謝です!

 絶対にやってやる。

 
 

今日も読んでくれてありがとう!

小野 哲人

アンシャンテ
茨城県ひたちなか市東大島4-2-12
029-354-6432 [email protected]
http://enchante2006.com/

http://www.enchante-wedding.com/

アンシャンテナチュレ
茨城県つくば市花室1597-1
0298797811
http://enchante-nature.com/
[email protected]
↑アンシャンテがつくば市にプロデュースしたブライダルフォト専用施設
コンセプトは「ナチュラル&スロウ」プライベートガーデンを貸しきって
1日限定2組の邸宅型フォトウェディングです。

ドレスショップ「ブランシェ」
(アンシャンテ内)
http://www.branche-wedding.com/
シュガーケイSATOMI CASHIMIYAマーキュリーデュオ
シュプリームピーチーガールドルチェスペリオールなど
ブランドドレス多数

ウェディングセレクトショップ水戸
茨城県水戸市元吉田313-1
029-304-0023 [email protected]
http://wss-mito.com/
↑結婚式場紹介、ドレスショップ、映像などの複合施設

ドレスショップ「ミュール」
ウェディングセレクトショップ水戸内
http://mure-wedding.com/
茨城県水戸市元吉田313-1
029-304-0023
↑全ドレス小物付き10万円以下の驚きのドレスショップ。。

ドレスショップ「ミュール」つくば店
(アンシャンテナチュレ内)
茨城県つくば市花室1597-1
0298797811
[email protected]
http://mure-tsukuba.com/

水戸ウェディングドットコム
http://www.mitowedding.com/
↑水戸・ひたちなか市結婚式場検索サイト

フォトウェディングドットコム
http://photowedding-enchante.com/
↑アンシャンテのフォトウェディングサイト

小野写真館
http://onosha.com/
↑七五三、成人式、家族写真はお任せ。

二十歳振袖館Az(アズ)
http://az-hitachinaka.com/
↑二十歳の振袖レンタル専門店。振袖セレクトショップ。

茨城美少女図鑑
http://www.bishoujo-zukan.jp/ibaraki/

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