小野写真館代表取締役 小野哲人

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ヨーロッパ出張Part3(スペイン/バルセロナ編)「意志を遺すという事」

「意志を遺すという事」

 

パリからバルセロナへ移動。
ガウディのサグラダファミリアを見て思う。

 

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ガウディの死後、100年目の2026年に完成予定。

 

とにかく見た目の荘厳さに驚くが、なによりもその歴史背景を聞くと、ガウディの意志や想いのスケールの大きさに驚きを隠せない。

 

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実際にガウディは、考え方やデザインを遺し、意志を継いだ弟子達の手でサグラダファミリアは完成形になる。

 

まさしくキリストの教えを、パウロはじめ弟子たちが広め世界宗教にしたのと同じ。。。

 

驚いたのは、もともと建築が始まった当初は、建築確認もとらず、つまりは非合法、、、

 

 

さらには、

 

 

サグラダファミリアの地下にフランスと結ぶ地下鉄の計画もあったようだが、それさえも撤回させガウディの意志を遺した。

 

実際に今バルセロナは、このサグラダファミリアだけで、世界的な観光都市になり、雇用からサービス業まで、ほぼこの1つだけで都市が成り立ってるのが現実。

 

 

さらに、驚いたのはカトリックの教会として正式に認められたのは、2010年に現ローマ法王のベネディクト16世が正式に認めて始めてとの事。

 

 

今スペインは、第2のギリシャとも言われてて財政的には火の車。。

 

 

そして今バルセロナがあるカタルーニャ地方は、スペインからの独立を目指してるとの噂もある。

 

確かに独立すれば、サグラダファミリアはカタルーニャで独占出来る。マドリッドかたすれば、ガウディの遺産からの収益がなければ厳しいはず。。。

 

 

もちろんバルセロナとマドリッドは仲悪いだろうし、ローマ帝国時代から歴史のあったバルセロナはそれなりのプライドもあると思う。

 

それにしても、1人の狂気の情熱や意志が、弟子を通じて、それが街や国家のプロジェクトになり、経済まで支える。。。

 

 

考えると本当に凄い事で、ガウディの死後にアートとしてだけでなく、宗教や経済、雇用など国家を支えるレベルにまでなっている

 

 

全てはガウディ個人の志から,ここまで拡がってる。

 

意志の力はとてつもなく大きい。

 

 

経営者として考えても、会社に意志を遺すという事が何よりも重要。

 

 

時代が変われば、時流によって事業形態や事業内容も変わる可能性が高い

 

でも経営理念、弊社でいえば「ミッション」「ビジョン」「コアバリュー」という会社の考え方や意志を遺す事は出来る。

 

 

僕も100年続く強い「意志」を、会社に遺していく事を、自分の使命にしたい。

 

今日は色々語ってしまったが、、、w

 

とにかくバルセロナは、全てがガウディで成り立ってる。。。

 

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ガウディの設計したカサ・ミラ

 

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ガウディが設計したグエル公園。

 

最後はガウディには関係ないが、、、本場のパエリア。。。

 

 

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僕は歴史が大好きで、ここ数年世界史にはまっていて、世界史関連の本を読み漁ってる。。。

 

だからこそヨーロッパの歴史は、簡単には語れないけど、

 

戦争、宗教、民族という事に全てが集約される。。。

 

 

日本は島国だったので、民族も同じ、宗教色も薄く、江戸時代が鎖国だったため、国をまたぐ戦争は近代までなかったので、世界的に見ると非常にまれな国でもある。。。

 

僕は一時期、読書はマーケティングや経営的な本にはまったが、最近は歴史にはまった。

 

ようは、何故ローマ帝国があれだけ長い期間帝国の座を守れたか?

 

これは単なる1例だが、歴史を見ることで、物事も本質が見え、自分自身の歴史館や死生観を身につける事が出来ると思う。

 

 

僕自身、小野写真館グループは、僕が社長の座を退き、死んでからも100年、200年と生き残り、成長するためには、今何をすべきか?という事を考えてしまう。。。

 

まぁ、正直2年、3年先も見えない世の中で、しかも弊社くらいチャレンジしすぎると、、、そんな中長期的なビジョンばっかり考えずに、目先を見ろ!とも言われそうだけど、、w

 

確かにそれも正しい。

 

 

とはいえ、やっぱり長く続き、成長できる企業を創りたいってのも事実。。

 

 

ヨーロッパでは、今一度自分自身を見直し、これから世界に出ていきたい事も含めて、自分の想いの整理が出来た。

 

久しぶりにブログで熱く語りましたw

 

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最後は、一緒に旅をした、写真業界でもカリスマフォトグラファーの林写真館林社長に撮ってもらった写真です。。

 

 

 

 

 

小野写真館グループ公式コーポレートサイト

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