新卒採用で成功を掴む!インターンシップが学生に与えるメリットとは?

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新卒採用で成功を掴む!インターンシップが学生に与えるメリットとは?

インターンシップや職場見学の重要性と新卒採用への影響

インターンシップは、学生にとって企業や業界を知る貴重な機会であり、就職活動を進める上で重要なステップとなります。特に、新卒採用においては、インターンシップを通じて企業との接点を持つことで、自分に合った業界や職種を見極め、本選考を有利に進めることが可能です。近年では、短期間の業界研究型インターンから実務経験ができる長期インターンまで、多様な形式が増えており、企業もインターンシップを通じて優秀な学生を早期に発掘し採用につなげる動きを強化しています。小野写真館でも大学生専門学校生向けのインターンシップから、高校生向けの職場見学会も実施しております。

インターンシップの基本的な定義

インターンシップとは、一般的に『学生が企業に入社する前に、実際の仕事に近しい就業体験をすること』を指します。このプログラムは学生が自分の能力や興味を確認しつつ、実際のビジネス環境で働く経験を得るためのものです。特に大学3年生の夏・冬には多くの学生が参加し、自身のキャリアパスについて考えるきっかけとなっています。

インターンシップの種類

■長期インターンシップ

長い時間をかけることでその仕事の「やりがい」「大変さ」等をリアルに感じることができます。気軽さは1dayですが時間に余裕がある場合は長期インターンシップもおすすめです。専門学校等ではインターンシップを授業の一環としている学校も多くあります。

■1day インターンシップ

1day インターンシップもまた、多くの注目を集めています。その理由として挙げられるのは、「気軽さ」と「充実感」の両立です。半日から1日という短期間でありながら、多様な体験や情報収集ができるため、多忙な学生でも参加しやすいというメリットがあります。また、この形式は企業側にも負担少なく、多くの候補者と接触できる機会となります。

インターンシップ:私の体験記

2012年新卒入社/グランフォト配属⇒現在 採用担当

都内の大学から、地方のホテルへ

私は都内の大学に通っていた大学2年生・3年生の夏に、新潟県にあるリゾートホテルで約1か月半の住み込みのインターンシップに参加しました。

きっかけは友人に誘われ面白そうと思ったのがきっかけでした。

初日から覚悟を試されたスタート

インターン初日はオリエンテーションと館内の説明を受け、その日のうちにチェックイン・チェックアウト業務を一通り学びました。マニュアルを寮に持って帰り相部屋の友達と夜遅くまで練習をしました。

そして2日目からは、実際にフロントに立ちお客様対応へ。お客様からしたら大学生のインターンは関係ありません。「面白そう」と簡単な気持ちで来た私は初日で「1か月半も続けられるかな…」と不安がよぎりました。
ですが途中で帰ることはできません。自分なりの工夫と努力を持って毎日続ける事で先輩から学ぶことはもちろんですが、お客様から学ぶこともたくさんありました。

接客の楽しさを実感した毎日

大変なことが多い中でも、お客様と接する中で「接客って楽しい」と心から思えました。

毎日異なるお客様が「今日」を楽しみにフロントに来てくださる、ホテルでは日常のそんな瞬間が私にとってはとても嬉しい瞬間でした。

子供たちはワクワクした顔で走ってフロントに来てくれる瞬間、ご年配のご夫婦が今日は孫と来たのと嬉しそうに話してくれる瞬間。

外国の方が片言の日本語で楽しかった思い出を話してくれる瞬間、初日は不安だったのにあっという間の1か月半でした。

先輩スタッフはもちろんですが食堂のおばちゃんや寮が一緒の別棟のスタッフとも仲良くなり、自分から積極的に交流することで年齢や立場を越えて人とつながれる喜びを知ったのも、このインターンでの大きな学びでした。

失敗から学んだこと

ホテル特有の早番・遅番・中抜けといった変動シフトにも直面しました。授業の時はしていなかった早起きもホテルで鍛えられた1つです。

ある日私は早朝から勤務の早番だったにも関わらず寝坊をし皆さんに迷惑をかけました。

その日から相部屋の友人を起こさないように早番の際は必ずアラームに気づくように携帯を離さないように寝たこともありました。体力的にも精神的にも鍛えられた日々でした。

インターンシップに参加して良かったこと:「大変」も「やりがい」もリアルで感じることができた

インターンシップを通して感じた一番の価値は、「現場のリアルを体験できたこと」です。

そんなインターンシップを通して私には就職活動の軸が出来ました。

それは「非日常の空間をお客様にご提供すること」です。ホテルだけに限らず日常の中には「今日」を迎えることに何日も前から楽しみにしていることがあると思います。

そんな誰かの「特別な日」をより特別に出来たらどんなに大変でも頑張れる気がしました。

そんな思いを持って小野写真館に履歴書を送りました。

まとめ: インターンシップで得たもの

インターンシップで私は多くのことを学び、新たな視野を広げることができました。もしあなたもインターンシップへの参加を迷っているなら、一歩踏み出してみる価値があります。

その過程で必ず何かしら新しい発見があります。参加してその企業や業界に進みたいと思うことも素敵ですが、参加してその業界を辞めようと思うのも収穫の1つです。

最後に、この体験記が皆さんのお役に立てれば幸いです。そして、新しい挑戦へと進む勇気と希望につながりますように。

インターンシップに関するよくある質問

インターンシップに参加する目的は何ですか?

インターンシップの主な目的は、実際の業務を通じて業界や職種について学ぶことです。特に、将来のキャリアパスを明確にしたい学生にとっては、自分の興味や適性を確認する良い機会となります。また、企業とのネットワークを築くことも可能です。

どのようにしてインターンシップを見つけましたか?

多くの学生は、大学のキャリアセンターや教授から紹介された情報を活用しています。また、オンラインで求人サイトを利用する方法も一般的です。友人や先輩からの口コミも有力な情報源となります。

インターンシップで驚いたことは何ですか?

実際の業務が想像以上に多岐にわたっていたことに驚きました。例えば、物流業界では倉庫管理だけでなく、輸出入通関や環境事業など多様な役割があると思います。

インターン中に得たスキルは何ですか?

コミュニケーション能力と問題解決能力が大幅に向上しました。多様な意見や考えを調整しながら課題解決策を見つける力が鍛えられました。

インターンシップ終了後の感想は?

自分自身の成長を実感できたこと・リアルを体験できたことが最大の収穫でした。

特に、自分が将来どのような仕事をしたいかについて具体的なビジョンが持てるようになりました。この経験は今後の就職活動にも非常に役立つと感じています。

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